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地域ブランド戦略
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プロショップPOS 地域ブランド戦略 商圏分析 |
ブランドの定義は「ネーミング、サイン、シンボル、デザインあるいはこれらの組み合わせを示し、商品を競争者から区別する目的で意味付けられた」ものです。
一般に、企業におけるブランド戦略の要件は「顧客」と「顧客価値」「技術スキル及び経営資源」に代表され、個々の要件を市場でどのような形で反映するかを、時系列を追いながら実践、検証していくものです。地域(都市)ブランド戦略を考える際には、行政サービス・産業・観光・環境等々を、地域の住民への約束をふまえて提供していくことにより、「価値観の共有」「他地域(都市)からの独自性」「統一性・一貫性のある差別化」が図られることによる将来像からのイメージの想起により「住みたい」「訪れたい」「会社を置きたい」という意識が喚起されることを目的とします。この時、歴史的背景からの地域(都市)の強みを知り、そのイメージの中から構築したいブランドイメージを選択する意志決定は非常に重要な意味を持つことになります。 |
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■「地域(都市)ブランド」マネジメントに向けて
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□地域(都市)ブランドづくりの意味
ブランドのもたらす価値を端的に示せば、以下のような項目として整理されます。 ◎核となるアイデンティティ(独自性・同一性)を持つ ◎アイデンティティを共有することができるプロダクト(製品)がある。 ◎ブランドが提供する価値から消費者が想起する共通のイメージがある。 ◎ブランドを指示する人々が存在する。 地域(都市)ブランドづくりとは、地域や都市の名前が単なる名前やシンボルを超えて、行政サービス・産業・観光・環境等々を、地域の住民への約束をふまえて提供していくことにより、価値観の共有化を図り、他都市からの独自性、一貫性のある差別化が図られることを意味し、結果、住民や企業等にイメージ想起を持って「住みたい」「訪れたい」「会社を置きたい」と思わせる、地域活性化のための総合的な政策、戦略を考え出すことです。 ただし、都市名は歴史的に受け継がれてきたものであり、ブランドをマネジメントする際にはこの歴史的な背景を前提とすることになります。 地域(都市)ブランド戦略では、こうした歴史的背景を持つ地域(都市)名を魅力ある、力のあるブランドとして高めていくことが目的となることから、地域(都市)の強みを知り、その強みの中から目指すブランドにあった地域(都市)イメージを抽出、選択する意志決定の過程はとても大切な要件になります。 |
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■「ブランドを形成する地域構造」と「事業領域」
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□地域(都市)ブランドを形成する地域構造と価値強化の対象領域
都市(地域)ブランドを形づくるのは、右図に示したような地域構造であり、これは、実際に地域(都市)においてブランド戦略を考える上で、具体的に方策を講じる対象となる領域として認知されるものです。 一般的に、企業におけるブランド戦略の要件としては「顧客」「顧客価値」「技術・経営資源」となりますが、これらは、地域(都市)ブランド戦略では「住民(あるいは訪問者)」「住民(訪問者)にとっての価値」「地域資源・地域に培われた技術」に置き換えられます。したがって、地域(都市)ブランド・マネジメントを成功させるためには、「モノ(商品)=地場産業・産品」「エリア=観光地」「ヒト=行政」の大きな3軸における各々のブランド価値の強化と活性方策を連動して進めることが不可欠となります。 □活動の継続性や効果を見据えた合意形成手法の導入 地域(都市)ブランディングでは、ブランドを形成するモノやコトに関わる住民や企業、行政といった立場や視点、また利害も異なる主体の意志統一やアイデンティティの追求、共有化といったものが重要であり、そのためには、合意形成手法そのものにも地域ごとに独自性や工夫が要求されることを十分に考えていく必要があります。 クレストでは、地域の市場構造分析等のプログラムや新しい合意形成手法としての「モニタリング評価システム」といった手法を適応させながら、事業後の地域活動の継続性やコミュニケーション、公開を前提とした効果、評価の公表を見据えた提案を行なっていきます。 |
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■「地域ブランディングの基本ステップ」と「ブランド・イメージリーダー」支援
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□地域ブランドづくりのステップ
(1)地域の強みの抽出 (2)強みを訴求するパフォーマンスの再構築 (3)ブランド形成の3事業領域での具体的活動プラン策定 この基本的なステップは、地域活性をテーマとする様々な分野への対応、例えば、地域将来構想策定やまちづくり、地場産品の販路拡大策や拠点づくりといった事業への適用が可能です。 また、特に行政主導で実施されている地域ブランド戦略における共通課題には、「価値の見きわめ(再構築)≒アイデンティティ確立」「情報発信力の強化(多様な機会創出)≒イメージアップ」「人材(ブランド)育成≒活動継続性」があげられるケースが多く、前項の3つの事業領域における連携と活性は地域ブランド成功の重要な要件です。 □ブランド・イメージリーダーの選定と活動マネジメント 地域ブランドが提供する価値を最大限に発揮させるためには、一貫したアイデンティティの中心となるモノ・コト(コア)を追求し、求心力を高めるイメージリーダー(シンボル)を選定、前項の3つの事業領域での具体的活動(パフォーマンス)を連動させるブランド・マネジメントが成功の鍵になってきます。 また、地域(都市)ブランド価値を最も効果的に内外にアピールするためには各地域(あるいは各事業領域)がバラバラの商品(イメージ)で訴求活動を行なうよりもトータルイメージに沿ったかたちで、各地域(事業領域)が最も力を発揮できることを提案していく、あるいは提案し続けることができるモノ・コトを選ぶこと、つまり、地域ブランディングや地域活性といったテーマを、最もリードすることのできる事業領域の設定を行なう必要があります。 こうしたイメージリーダーの選定は、新しい合意形成手法により、そこまでの強みの抽出のステップや、ブランド価値策定の経緯からおのずと決定付けられるケースが高く、また、これを念頭においた活動を心掛けることが大切になります。 |
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