会社案内・求人情報
調査をするにしても、分析をするにしても、基本的にはコンサルテーションを含まない仕事は、実際にはありません。企業のどのようなマーケティング活動においても、調査や分析そのものが目的となることはないからです。ここで、ご紹介するコンサルテーションプログラムは、我々の実績、経験から、ある程度のアウトラインをご提案できる一連のマーケティング活動や戦略策定フローにおける大枠の流れとしてご参考くだざい。

ビジネスモデル構築プログラム
ビジネスモデルとは、「利益(収益)を生み出す明快なビジネスのしくみ」であり、その3大要件は「顧客」「価値」「経営資源」です。誰に対して、どんな価値を提供するのか、また、そのためのサプライチェーンはどうあるべきなのか、また各活動段階において、いかに収益をあげられるのか等々、ビジネスの仕組みを設計、デザインするイメージが近いでしょうか。顧客価値、企業価値をいかに高められるかという観点から、バリューチェーンの再構築や、創造が新たなビジネスモデルを生むという考え方もできます。
顧客ニーズ変化のスピードはとても速くなっています。調査や戦略設定から、戦略コンセプトの共有、実行に移す時間も短期化せざるを得なくなっています。そのためには、まずは実行、評価、フィードバック、そして実行といったサイクルを短期に設定し、実践しながらビジネスモデルの精度を高めて行く必要があります。

業態開発プログラム
業態開発アプローチにおいて重要なポイントは、現ユーザーも含め、生活者の購買意識や市場動向などのリサーチ・分析を正しく行い、理解するところにあります。既存業態(新たに業態を創出する場合であれば、類似、あるいは競合となる業態)を取り巻くマクロな市場環境から求められる要件に加え、施設内容や商圏、施設投資などの施設環境要因、主要顧客属性や販売促進、販売政策などの顧客環境要因、さらに、自社の体制や投資状況等の経営資源に関わる経営環境についての各要因を分析、把握する必要があります。マトリクス、ポートフォリオ分析、評価などを活用しながら、自社あるいは開発業態の強み・弱みを企業活動における各分野ごとに整理しながら、戦略オプションの検討へと進めていきます。